ささがねの ゆらら琴のね

~ いにしへの和歌招く響き ~

小田原・かるびラーメンを食す

少し前に小田原へ行った際の、食べたもの記録。

 

旅というほど遠出ではないけれど、生活圏内から少しはずれた、久々の足伸ばしのフィールドワークで、ワクワク。

生活圏では食べられない、その土地ならではを味わうのも楽しみのうち。

 

今回のお楽しみは、駅前すぐの、“かるびラーメン”。

味玉トッピングと、餃子をつけて。

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私はご当地ご飯といっても、有名な名物料理というより、その土地にある店で、好みのものを見つけるのが好き。

情報誌などに載ってると、賑わいが苦手なので逆に行かないことも多いんですが、今回は、小田急線で配布していた小田原・箱根エリアのタウン誌に出ていた“かるびラーメン”の写真が、真っ赤だし辛そうで、

辛いラーメン大好きな私としては、そこにそそられて、最初からこの店一択で、ご飯にすることを決めていました。

 

予期せず行った日は、レディースディで安くなっていて、ラッキー✨f:id:shihina_takisato:20210914085100j:image

メニューは、看板のかるびラーメン以外にも、クッパや、赤く辛くないコムタンもあります。

焼肉屋さんの〆のラーメンを、単独店にしたようなお店なのでしょうか。
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で、辛さ増しがあるくらいなんだから、最初から辛いのを想定して行くじゃないですか普通。

初めての時は、加減を知るために標準でオーダーします。

 

さてしかし…食べてビックリ!

全然辛くない。むしろ、甘い。f:id:shihina_takisato:20210914090224j:image

かるび焼肉のタレのような、コクのある甘さ。

これはこれで、もちろん美味しいし、麺の中太縮れな感じも好みそのもので、充分に満足、乗っているお肉もホロホロと柔らかく、刻み海苔のトッピングがいい香りで絶妙。

 

…でも辛くない。

辛いのが苦手な人にとってはピリ辛かもしれませんが、辛いのを期待して行った者としては、美味しいけれど、ちょっと拍子抜け。

豆板醤でなく、コチュジャン系なのか。

 

小田原には課題ができたので、時をおいて別の日に、再び訪れた時、今度はいっきに「3辛」でオーダーしました。

さぁどうだ!見た目は、前よりちょっと赤みが増してるかな?

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ひとくち食べて、またビックリ!

…甘〜い。辛くな〜〜い。

 

オーダー間違えて、辛さ増しし忘れたかなと思ったくらい、前回と変わらないように感じてしまいました。

 

もっとも、辛いのを期待していたから拍子抜けはしましたが、もちろん好みの美味しさで、食べごたえには大満足です。

完食御礼、ご馳走さま〜🍜


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お店に飾られていた、可愛い張子さんです。ほっこり。

 

今回、赤いと辛そうにみえるけれど、赤いからといって、辛いわけではないと、学びました(^^ゞ

4辛以上は特注らしいので、次に行く時は頼んでみようかな。でも基本の甘みは変わらないでしょう。

 

韓国系の辛さは甘辛系。

四川系の辛さは酸味系。

実は私の感覚だと、辛さの系統分けって、万年筆のインクのメーカーによるブラックの色味が、青系か赤系かの系統分けに、ちょっと重なります(わかってもらいづらいかな(^^ゞ万年筆好きならではの感覚かも)

スパイス香辛料系の辛さとも違い、寒い地域の辛味は、優しくしみてお腹から温まるような、滋養の味覚なのかな。

これから涼しくなってくると、恋しくなりそうなかるびラーメンでした。

 

実は昨年頃、それまでよりコレステロール値が高くなったことがあり、外食はあまりしないのに、辛味こってり系ラーメンの頻度が高いのがマズかったかなと、一時期ラーメン絶ちをしていたのですが、

最初に半年、次に3ヶ月、今は月に一度解禁しました。

一度絶ってみると、塩気や味つけの濃いものを受けつけなくなったようで、ことさらに食べたいと思わなくなりましたが、

それでも美味しいラーメンはやっぱりハイテンションで幸福感マシマシになれますから、たまの楽しみはじっくり味わいたく思います(^^)