小田原・かるびラーメンを食す
少し前に小田原へ行った際の、食べたもの記録。
旅というほど遠出ではないけれど、生活圏内から少しはずれた、久々の足伸ばしのフィールドワークで、ワクワク。
生活圏では食べられない、その土地ならではを味わうのも楽しみのうち。
今回のお楽しみは、駅前すぐの、“かるびラーメン”。
味玉トッピングと、餃子をつけて。
私はご当地ご飯といっても、有名な名物料理というより、その土地にある店で、好みのものを見つけるのが好き。
情報誌などに載ってると、賑わいが苦手なので逆に行かないことも多いんですが、今回は、小田急線で配布していた小田原・箱根エリアのタウン誌に出ていた“かるびラーメン”の写真が、真っ赤だし辛そうで、
辛いラーメン大好きな私としては、そこにそそられて、最初からこの店一択で、ご飯にすることを決めていました。
予期せず行った日は、レディースディで安くなっていて、ラッキー✨
メニューは、看板のかるびラーメン以外にも、クッパや、赤く辛くないコムタンもあります。
焼肉屋さんの〆のラーメンを、単独店にしたようなお店なのでしょうか。
で、辛さ増しがあるくらいなんだから、最初から辛いのを想定して行くじゃないですか普通。
初めての時は、加減を知るために標準でオーダーします。
さてしかし…食べてビックリ!
全然辛くない。むしろ、甘い。
かるび焼肉のタレのような、コクのある甘さ。
これはこれで、もちろん美味しいし、麺の中太縮れな感じも好みそのもので、充分に満足、乗っているお肉もホロホロと柔らかく、刻み海苔のトッピングがいい香りで絶妙。
…でも辛くない。
辛いのが苦手な人にとってはピリ辛かもしれませんが、辛いのを期待して行った者としては、美味しいけれど、ちょっと拍子抜け。
豆板醤でなく、コチュジャン系なのか。
小田原には課題ができたので、時をおいて別の日に、再び訪れた時、今度はいっきに「3辛」でオーダーしました。
さぁどうだ!見た目は、前よりちょっと赤みが増してるかな?
ひとくち食べて、またビックリ!
…甘〜い。辛くな〜〜い。
オーダー間違えて、辛さ増しし忘れたかなと思ったくらい、前回と変わらないように感じてしまいました。
もっとも、辛いのを期待していたから拍子抜けはしましたが、もちろん好みの美味しさで、食べごたえには大満足です。
完食御礼、ご馳走さま〜🍜
お店に飾られていた、可愛い張子さんです。ほっこり。
今回、赤いと辛そうにみえるけれど、赤いからといって、辛いわけではないと、学びました(^^ゞ
4辛以上は特注らしいので、次に行く時は頼んでみようかな。でも基本の甘みは変わらないでしょう。
韓国系の辛さは甘辛系。
四川系の辛さは酸味系。
実は私の感覚だと、辛さの系統分けって、万年筆のインクのメーカーによるブラックの色味が、青系か赤系かの系統分けに、ちょっと重なります(わかってもらいづらいかな(^^ゞ万年筆好きならではの感覚かも)
スパイス香辛料系の辛さとも違い、寒い地域の辛味は、優しくしみてお腹から温まるような、滋養の味覚なのかな。
これから涼しくなってくると、恋しくなりそうなかるびラーメンでした。
実は昨年頃、それまでよりコレステロール値が高くなったことがあり、外食はあまりしないのに、辛味こってり系ラーメンの頻度が高いのがマズかったかなと、一時期ラーメン絶ちをしていたのですが、
最初に半年、次に3ヶ月、今は月に一度解禁しました。
一度絶ってみると、塩気や味つけの濃いものを受けつけなくなったようで、ことさらに食べたいと思わなくなりましたが、
それでも美味しいラーメンはやっぱりハイテンションで幸福感マシマシになれますから、たまの楽しみはじっくり味わいたく思います(^^)