愛知県春日井市松原神社 たたらの杜藝奉祭と古代製鉄の再現
1/29~30 愛知県春日井市・松原神社
ご祭神は高皇産霊尊。
他、名だたる神々様の御名が連なり、にぎにぎしくも尊き御威光✨和銅年間の創始と伝わり、延喜式内社・高牟神社とされているとのこと。
摂社の稲荷神社の連鳥居が、艶やかな彩りです⛩
古代製鉄の遺構と伝統に基づき、この時期にそれを再現した「ケラ(漢字が出ない💦)開き」が行われるのに併せて、
広い境内で『たたらの杜藝奉祭』が開催されていました。
各方面の書画や作品が展示され、音楽や、技術作品、創作品の即売や、体験コーナーなども。
…コロナ禍ゆえに、規模は縮小され、ささやかなのがとても残念。
私はまったく地元と無関係なのに、本当にご縁でお招きいただいて、
拝殿にてのご奉納や、舞姫たちとの共演をさせていただきました。
このような機会でもなければ、訪れることはなかったろう、静かな鎮守のお社。
御神縁の光栄に感謝するばかりです🙏
さて、製鉄実験は、朝から火をたいて、この地方の土をくべ、時間をかけて不純物をとり除き、鉄を抽出します。
すさまじい熱量。1100℃だとか!!
骨まで溶けるほどというべきでしょうか。
ノロという、不純物を流しだす工程の様子がこちら。
そうして、夕方近くなり、とれた鉄がこれ。
ケラというんですね。
かなりの手間と時間もかかるし、準備も大変。
でも、こんなことをやってくれるのだから、もっと地元の、特に学校などで、説明の上見てもらえたら、すごく貴重な学びになると思うのになぁ。
これは、今回見に来ていたかたも、口々におっしゃっていました。
この頃、春日井でも大規模感染があったそうで、そのためもあって、閑静で広い神社の森でも人集まりはささやかになってしまい、
芸術の展示や、披露の場として、
コロナ禍がおさまったら、もっと大きな、知られた行事として行われるべき、素晴らしいイベントだと感じました。
まだ広く知られぬうちに参加できた私は、ある意味、ラッキーだったのかも(^^ゞ
有名になってしまったら、外部者である私に、お誘いはかからなかったかもしれませんものね。
今のうちにご縁がつながれば、今後も駆けつけることができる♪