ささがねの ゆらら琴のね

~ いにしへの和歌招く響き ~

実体験に勝る学びなし

いろんな媒体に、さまざま発信していますが、もともと拡散するすべもないしスキルもなく、ひっそりやってるだけなので、自分記録以外の成果はないです。

 

つい先日から、音声だけで配信と記録ができる、『Spoon』てラジオ配信アプリをやってみていますが、Spoonの不便なところは、Google検索などで対応されないことかな。

自分が聞きたいことも、客観的な視点から見つけられない。


たまにラジオ講座みたいな、いい感じの教養系をここでやってる人もいるみたいなのに。
まぁ、画像もつけられない声だけ講義だから、タイトル部分につけられる一枚写真のみで解説可能な、ひと口講義ですが、

飽きられず端的な、いい方法だなと思いました。

 

ただし反面、こういう便利な知識習得系の媒体が増えて思うことですが、

ちなみに、謡曲の謡いや能楽の舞の型などを、習う前にYou Tubeその他ネット配信で学ぼうとするの、あかんです😓
たとえば同じ観世流でも、お家により全然違うし、先生の解釈で違うこともあるから、表現の区別を知らないうちに変な覚え方をしてしまうと、厄介で面倒なことになります。

 

さらにちなみに、整体初心者の頃、やはりネットで検索して、いろんな施術を取り入れようとする人が多かったけれど、あれもかなり危険だと思った💦

自分の体にやるだけとか、習ったことの復習にするのはいいけれど、
じかに体に触れて覚えないと、特に経験が浅いうちは、ツボにしろ筋にしろ、感覚で不明瞭だから、マネだけだと事故のもと。


私は、キャリア半生の叩き上げで経験医学の上に医療的国家資格もいくつも持ってる個人(会社や研修所は、ただ圧し方を、短期間の型通りしか教えない。私は師匠に実地でじっくり指導していただきました)に、東洋医学・解剖学込みで習ったから、危険や怖さもわかったけれど、
同期には、師匠を信じず、師匠はネットの手とは違うから偽物だと豪語し(師匠から厳しくダメ出しされ続けたのにキレたため)、全部ネットで会得したと威張って、かなり危ない施術を誇らしげにやってた人がいました。
まったくの初心者から整体歴一ヶ月の時点で、あの自信はどこから来るのかと思いましたが、その後、何ヶ月か経ってたしか事故も起こしてた気が。

 

実地で学ぶというのが、どんな分野においても、一番効果的で大切なのは、言うまでもない。
こういうご時世で、Zoomやネット経由の講座や授業も多いけれど、ある程度は実際に、じかに講師の声を聞き、その場の空気に触れて、身をもって知覚しなければ、会得すべきことが自分の真芯まで入ってこないものです。


パワースポットと言われる聖地も、写真や人の話でいいなと思っても、じかに行かなければ、自分にとってどうかは感じられませんし、じかに触れることに勝る学びや経験はありえません。f:id:shihina_takisato:20220729102617j:image

 

ただ、知るきっかけとして、まず声のみ画像のみの手段でも、観てみる聞いてみる、というのは、入口としてアリだと思うし、目安を得るにはいい方法だと、
自分が、この人に学んでみたい、じかに会って話を聞きたい、または舞や芸ごとを観に行きたい💖と思うきっかけを、時々こうして得ることがあるので、まず知れる手段が拡がっているのは、いい時代になったなと思う次第であります😌


昔は、本や論文で知って、学びを求めた教授や学術者・著述者が多かったけれど、今はブログや配信でも知れますし、
雲の上で声をかけ得ないような人と、通信したり会ったりしやすくなりましたしね。

 

ちなみに私自身は……昔から、小説や論文として書いたものや、演奏してる時の印象と、素で会って話す印象とがかなり違うらしく、
「じかに会ってガッカリした😔」と言われることが多くて…(TT)
作品や舞台上だと、違うオーラがおりて発動するらしく、普段のなんでもない時との格差がヒドすぎるのが、
実は自覚もあって、自分としても悩みであり、課題でもあります💦

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