桜月夜の鈴のね・麻の清め
今年の春、うす翠の御衣黄桜が満開の、都内北区・七社神社様での、夜桜奉納の際の記録。
編集の必要があって、鈴振りの部分を抜粋しました。
この鈴は、私が構想し、精麻細工のクリエイターさんが手編みしてくださった、共同製作のオリジナル神具・“麻の神鈴”です。
~桜月夜・鈴の清め~
さらに琴奏後、納めの領巾振り。
これも天然無垢な精麻。
人も途絶えた夜の神社は、そのための場と、守りと清めさえ整っていれば、
とても神聖で、研ぎ澄まされます。
夜の社に寄る人あらば、それは人の姿をした神とも言います。
神域一帯それ自体の氣を、原初の人々は「神」と感じ、畏れ敬い、共にあろうと願ったのでしょう。静けさの夜なればこそ、それをよりいっそう、色濃く感じます。
桜満開のこの頃は、さらにいっそう…
鈴のね、琴のねに、共振する神なるものと、よりひとつでいられる心地がします。
心満たされ、まさに、かたじけなさに涙こぼるる境地です。
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