辛い麺と聞くと行きたくなる…『孤独のグルメ』で観た四川汁なし担担麺

最近ではなく、ちょっと以前の、食べ記録です。

私は安上がりひとり飯系ゆえ、混む店が苦手なので、雑誌やテレビで出たような店は行かないのですが、

過去に２度だけ、Huluで見て、たまらず行ってしまった店があります。

２度目の今回は、『孤独のグルメ』シーズン１・第３話「池袋　汁なし担担麺」の店。

ちょうど池袋近くに行く用事があり、敷居もそれほど高くない感じ。何より好み直球の辛系だったので、見ていてたまりませんでした。

中華で四川系、それも担々麺、さらに山椒が効いているという…

池袋ウエストゲートパーク近くの、『楊』というお店です🤤

数年前とはいえテレビ番組に出たくらいだから、常連さんその他で常時混んでるのでは…と思ったのですが、

食事時から少しズレた時間帯だったせいか、ガラガラで誰もいない、店員さんの姿もはじめ見えなくて、営業してるの？入っていいのかな…と、恐る恐る入店。

あとからお客さんが来たので、本当にたまたま空いていたようでした。

目当てはやはり、汁なし担担麺。それと、私の中華店での定番で、番組でも出ていた、焼餃子をオーダー。

まず担々麺が来て、少しおいてから焼餃子が来ました。

みごとな羽根餃子です。

皮は分厚く、中身はジューシーで、小籠包みたいなボリューム。

汁なし担担麺は、よく混ぜて…て番組で言っていたので、その通りに。

餃子の隣に写っていますが、混ぜるとナポリタンみたいです。モチモチ太麺。

器の底にタレがたっぷりなので、食べながらも混ぜ続けます。刻みナッツもいい香り。

確かに、四川系の辛味以上に、山椒のピリリの刺激がスゴい。これはクセになります🔥

ちなみに私は、普通の七味唐辛子でも山椒多めが好きなので、京都へ行くと行きつけの七味屋で大量に調合オーダーして買いだめします…それゆえ、山椒がスゴい、という井之頭五郎さんの言に釣られて、このお店を訪ね来てしまった次第。

実は辛さ自体は、私的には大したことなかったかも。そのぶん山椒がいい仕事していました。

さてしかし…私は割と大食で、普通の女性とご飯に行くと引かれる方なのですが、最近少し、胃袋の耐性がなくなってきたか、自炊率が増えたから濃い味がキツくなったせいもあると思いますが、

どうやらひとりで食べるにはボリューミーすぎたらしく、さらにちょっと油感が濃すぎて、最後の方はウプっ…🤢となりかけ💦でも完食✨

太麺に加え、けっこう底の深いお皿だったようです。量が多いのは有難いことなのに、私も軟弱になったなぁ…😢

濃い口の緩和に、杏仁豆腐を最後にゆっくり食べ、帰りの駅では黒烏龍茶。

きっとまた来るな…また食べたくなる。

でも次は、友達と来ようと思いました…このボリュームは、シェアして他の料理も味わいながら食べたい。

しかし、いかにも一見さんに見えたのか、終始店員さんが無愛想で、辛さ加減を聞いてもらえなかったし、無言でオーダーを取り、料理を置かれただけ。

他のお客さんにはおしぼり出していたのに、私にはなかった。不満ではないですが、ちょっと寂しかったかな。

テレビ番組をHuluで見て（うち、TVないんです）行きたくなった１度目は、同じテレ東系の『忘却のサチコ』に出ていた、その時も庶民的に愛される感じのお店でしたが、

放映からかなり経っていたとはいえ、意外なほど空いていて、なんだか雰囲気がやさぐれていたみたい。

テレビなどに出てしまうと、良くも悪くも影響があって、何か支障も出たのかもしれない…なんて邪推してしまいました。

話題になるのも難しいものですね。

でも有名無名、大店小店、マスコミやグルメ番組に出ようが話題になろうが無関係に、お店の味は変わらず、間違いない。

そういうお店だから、長くあり続けるし、また行きたいと胃袋と舌をつかむのだろうと思います。