未来の自分に残すための記録
コロナ禍となって、まだ不安しかなかった昨年春のことを思い出すと、その頃からブログをやって記録しておけばよかったなと、今さらながら思います。
昨年は、ひたすらノートにペンのアナログで、膨大な日記と日々の記録を書いていました。
世界がどうなるかわからない非常事態下では、ネットだって媒体がなくなって記事記録が消えてしまうかもしれないし、誰に見せるでもなく紙に残す方が確実だと思えたんです。
私がもともと属していた史学の研究機関では、紙媒体は保存次第で永年に残るけれど、電子媒体は消えたらおしまいだから信用しない…という思考で、基本作業は手書きだったし、実際に千年前の紙記録を修補しつつ保存している環境だったから、私も非常時こそ手書きだという刷り込みがありまして。
でも昨年も結局は、自分もネット記事で情報を得たり、確認していたのだから、自分記録もブログに残しておけば検索に便利だったかと、今さら思います。
東京オリンピックも、結局、一年延期したのみで、なんやかや、とうとう決行となり、
緊急事態宣言下で東京の感染者数もいっきに増加している中、もう目前となってきましたね。
ワクチンが普及したぶん、昨年とは状況が違うのかもしれませんが、
世情に疎い門外漢の私は、世界的パンデミックが一年二年で完全に落ち着くわけもないんだから、
オリンピックだって一期分ずらしてもいいんじゃないかと思ったりしてましたが、おかみにとってはそんなわけにはいかないようで。
何事もない状況だったら、どれだけの賑わいだったかと思いますけれど、
私は実はもともとあまり関心がなくて、むしろ東京で働く身としては、万国の人々が集結してとんでもなく人が増え、交通規制やらなんやらで、何かと不自由なことも出るのかなと思っていた程度でした。
だからオリンピック記念グッズとかも、これまで興味もなく、1個も持っていないし、買う気もなかったのですが…
今になって再び見かけるようになり、初めて手にしてしまいました。
これ。
とはいえ、別にオリンピック記念で買ったわけではなく、
たまたま、このくらいのサイズのこういうポーチが欲しいなと思って探していた中、ちょうどよく見かけたから、チョイスしただけですが。
最近のフィールドワークでは、琴を持ち歩き、出向いた場で奏でた音を記録して、あとで動画編集するようにしているので、
デジカメ・ICレコーダー、それにスマホは必携。
特に写真は、眼に写るまま直感で撮ることが多いので、デジカメとスマホはサッと取り出せるよう、ひとまとめにして、ベルトポーチか斜めがけポシェットのように身につけられる、コンパクトサイズのポーチを探していたのですね。
これ、ヨドバシカメラで見つけたカメラ用ポーチだったので、カメラは保護できる仕様だし、コンデジとICレコーダーも一緒にいれてサイズピッタリ、前ポケットにスマホもピッタリ差し込めて、まさにうってつけでした。
こんなの持ってて、アンチオリンピックの人からイジメられないかな…なんて思いつつ、
まぁ、いろんな意味で、歴史に残るオリンピックになるでしょうから、これも何年か経ったら貴重な思い出の品になってるかもしれない。
これだけ世界的逆風の中でおこなわれるということで、並みならぬご苦労をなさっているのは、実際、なんとしてもやりたがっている運営側より、煽りをくらってる選手がただと思うし、
やるならやるで、オリンピックの賛否はともかく、どんな状況でもベストを尽くすのみの選手団は応援したい気がしています。
なんにせよ、無事に済んでくれることを祈るのみ。
あとからこの時期の記録を自分で読み返した時、どんな記憶として印象づけているか、
こんなことしてたなぁ、こんなこと思ってたなぁ、なんて他愛ないことを思い出せるように、
未来の自分のため、この時代の自分の思いを書き残しておきたい。
#自分記録としてのブログ #初めてのオリンピックグッズ #今という時代