ささがねの ゆらら琴のね

~ いにしへの和歌招く響き ~

天と地との波動つなげる…五十鈴とたたら、琴のねと歌

夢叶い、至福の、恍惚…✨



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愛知県春日井市自然派カフェたいようにて、

たたら舞と、琴歌の初セッションをいたしました。


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前回のブログに書いたように、加藤おりはさんのたたら舞ワークショップが、まず午前中にあり、
ゆったりと、呼吸と体を整える運動の際には、私が琴で生伴奏。

こういうのも、やってみたかったんですよね♬

ゆるやかに、なめらかに、しなやかに…おりはさんの指導のもと、次第に柔らかく全身をゆらめかせていくさまは、

まるで、蓮池からたくさんの花が伸び上がり開いていくようで、なんと美しいものか…✨

私のほうが息を呑む恍惚感で、呼吸が止まりがち(^^ゞ

 

90分のワークショップが終わり、ランチタイム。

パーカッションの丸山太郎さんが合流し、セッションが始まりました。


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動画でお見せできないのが、残念です。

 

長年の熟達で、神の体感をあらわす舞の、みごとな美しさ、力強い中にもしなやかで華やかな躍動…

理性では見とれてしまいそうですが、私の琴と歌は、ほとばしり出て留まりません。f:id:shihina_takisato:20220214120917j:image

事前打ち合わせなどもほとんどせぬままの、即興舞台。

琴が舞をいざない、舞が歌をいざなう。

鈴の波動、ガングドラムと太鼓の響き。


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はじめは緩やかに、やがて激しさを増し、袖は宙を舞い、足は地を踏み、旋回ーーー

合わせようとせずとも、3人の鼓動が魂ごと、ひとつに溶けていて、ひとつの宇宙を描き出す。


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鈴を振りたたらを踏む舞姫の体は、天と地のあわいを繋ぎ、躍動する光の柱となっている。

その斎庭をつとめるひとりとなって溶けている自分の魂が、歓喜の響きを歌にするのを、内側にひっこんでいる自分の意志が感じていました。


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常はひとりで歌い奏でていますが、こんな声が出たことはなかったように思います。

ほとばしる声が、肺と腹筋の息を、すべて響きとして、私の肉体の限界を、その時だけは超越しているようでした。

 

〜現代人の肉体には限界…古代のままの言霊を再現したら、細胞が砕け散る〜

これが、私が体感した、真の言霊の波動でした。


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妙な感覚ですけれど、生まれて初めて、自分はひとりではなく、この斎庭においてひとつになれる人がいる…と感じられて、

あとあと泣きたいほどの幸せを覚えました。

 

この舞楽の宇宙は、ここから始まると確信しました。