求め合えるソウルフィーリング

これまでも懸案だった、ある目的のためのホームページ作成、
いろいろ調べながら、以前にヒナ型を作ってもらったものも含め、改めてなんとかしようと画策中。

もともと自分、かつては仕事でホームページの作成や更新とか、公開する中身の編集はやっていましたが、
システムが出来てるものを使いこなす方は好きでも、初手からの設定とかプログラミングとかハード面はまるでダメで、
自力で作ろうと試みては挫折していまして…

どなたかに依頼することもできず、時々、尋ねられる人に聞きながら試しますが、ダメダメすぎて申し訳ないことになってしまうし…

でも最近、あることのために、自分のホームページはやはり必要だと感じるようになって、ジタバタしています。

そんな中、たまたま知人で、普段そんなに交流してるわけではないけれどOA系の仕事をしてる人に、別件の連絡の機会があり、ついでにチラッとそんな話をしたら、
具体的にどんなことのためにホームページが必要なのかを聞いてきてくれ、
実は自分はプログラミングに特化したことが得意だし好きで、スキルをもっと極めたいと仕事の傍ら勉強しているけれど、目的が定まらずにモチベーションを保ちづらかった…と、打ち明けてくれました。

話すうち、なんだか相手のやる気に火を点ける形になったらしく、「まずは君のニーズを満たせる技術を構築してみせる！！」なんて、言い出してくれて。
もちろん、いずれ仕事として依頼するための話で、その時には最初のモニタークライアントみたいにお願いすることになるかと思いますけれど、

つまり、もともとが私とは真逆で、
私はやりたいことがあって、実用のためのシステムが欲しいけれど、そっちのスキルは皆無。
相手は、プログラミングシステムを極めたいけれど、それをどう活かすかの具体的な実用面を想定できなかった、と。

お互いのニーズを叶え合えるかは、また別の話になりますけれど、別次元で求めていることが合致する話って、なんだかワクワクします。

でも最近、こういう話をよく聞くように思います。
自分が得意なことを他の人に提供したり、共に組んで活動したり、
または自分のスキルで、自分ができないことをスキルとする人をプロデュースや、後押ししたい、なんて話。

たとえば、ある人はクリエイティブ部門に特化したスキルはあるけれど、それを活かす方法がわからない。でも、その人の持つ成果のようなものを求め続けている人も、別ジャンルで知らずに存在している。
またある人は、なんらかイベントなどの催事を企画したり人が集まる場を作りたいけれど、自分自身にクリエイティブなことはできないから、活発に出来る人を探したい。反面、場を求めて探している人もいる。

それぞれ、できることやりたいことが特化していて、ひとりではできないけれど、それぞれのニーズがガッチリはまれば、ひとつのプロジェクトが出来上がるはず。
お互いに常に、そうした出会いを求めて、叶う機会を待っている。

そのための出会いを提供するビジネスも存在していますが、
こういうのは本当に縁であり運だから、ある意味、恋愛相手を探すより難しい気がします。

たとえれば、ピアノを弾く人が、バイオリンやフルートができる人とコラボを組みたくて、感性の合う人を探している場合、
バイオリニストやフルート奏者はたくさんいても、感性や求めるものが合う人とは、なかなか出会えないと思います。
独創性があればあるほど、巧みかどうかより、言葉にできず、性格とも利害関係とも違う、ソウルフィーリングの次元なので。
特にクリエイターや芸術肌の人は、個性が強いから、なかなか他者と合いづらいツラさもありますし。

共に演奏家で、友達としてはすごく仲良しなのに、演奏面ではどうしても何かが合わない…という話を聞いたことがあります。
お互いに本根で話し合い、お互いをよく理解していて、その上で奏で合うのに、何かが違う。
それでも親友には変わりないし、普通の感性ではすごく理解し合える、とか。

逆に、普段は犬猿の仲くらいお互いがイヤなのに、
演奏面ではこれ以上のよき相手はお互いにいない、なんてこともあるみたいだから、
響きや周波数やソウルフィーリングの相性って、不思議です。

対等の立場で、気心も知り合えて、お互いの持つものがお互いの励みにも力にもなり、共に何かを完成し合え、歓びを共有できる、魂の共鳴の友。

理想といえば理想かもしれず、絶対に100%否定がない相手なんかあり得ないし、それではむしろ進歩がないとも言えますが、
いつもベッタリするわけでなく、普段はお互いを忘れてるくらい干渉せず、それぞれ自分のやることに没頭していて、これぞという時には互いの力になり合えるくらい、相手のスキルをリスペクトし合える人、
これからも出会えていけたらいいな。